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新車選び

大阪ダイハツ整備士に聞く!誰でもカンタンにできる、失敗しない洗車方法

車の汚れは放置するほど落ちづらくなります。それを分かってはいても洗車はなかなか億劫なものです。面倒だと思うのは、正しい洗車の方法を知らないからかも。手順がわかっていれば、洗車は思っているより手早く終わります。今回は誰でもできる簡単な洗車方法を大阪ダイハツの整備士Kがご紹介します!

洗車には何が必要?

洗車をするうえで最低限必要なものは、水道蛇口と、車を一周できるだけの長さのホース。油汚れを落とすための洗浄液をつくるためのカーシャンプーと容量10Lほどのバケツ。汚れを落とすスポンジと、拭き上げ用クロス(タオル)です。スポンジはボディ用とホイール用の2つを用意するとGood。

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基本的な洗車道具は100円ショップなどでも揃えられます。カーシャンプーは中性タイプで研磨材が入っていないものが扱いやすいでしょう。今回は、どこの家庭にもある食器用洗剤で代用しました!背が高い車の天井を洗う際には踏み台や脚立があると便利です。

洗車の手順1:流す

一見キレイなボディでも小さな砂やホコリなどが付着しているため、そのままスポンジで洗うとキズの原因になります。まずは水でボディ全体をしっかり洗い流しましょう。こびりついて落ちづらい花粉や黄砂、油汚れも可能なかぎりボディに触れず、流水や水圧を利用して汚れを落としておくのがボディにキズをつけないコツです。また、水でボディをしっかり冷やしてから洗車するのも綺麗に仕上げるポイントです。

流すときは屋根から順番に

洗車は「上から下へ洗う」のが基本になります。ドアの隙間やワイパー周り、パネルの継ぎ目からも汚れが流れ出てくるため、流水の強さで落とすように屋根から順に汚れを洗い流しましょう。

注意するポイント

  • ボディーコーティングをしていても、花粉や黄砂は洗い流す必要があります。
  • いきなり洗わず、まずはしっかり流しましょう。

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洗車をするうえでもう一つ守りたいのは汚れている場所から洗うことです。汚れが付着しやすいタイヤ・ホイール回りを洗った後は、砂粒を含んだ飛沫がボディに付着している恐れがあるため、再度ボディ全体を洗い流しましょう。

洗車の手順2:洗う

洗車では汚れは泡で落とします。細かな泡ほどボディに定着し効率よく汚れを分解できるため、できる限り細かくクリーミーな泡を作ってみてください。規定量の水にカーシャンプを入れてから泡立てるのではなく、バケツにカーシャンプーを入れてから、高めの水圧で撹拌するように泡立てると細かな泡ができ上がります。

ボディを洗う

スポンジに泡をたっぷりつけてボディにのせ、車の進行方向と平行かつ一方向にスポンジを動かすのがボディを洗う際のコツです。往復させたり、円を描くように動かすと、落としきれなかった硬い汚れによって擦り傷が付く恐れがあります。泡をつけ直すときはスポンジを一度水ですすぎ、硬く絞って汚れの再付着を防ぎましょう。

タイヤホイールを洗う

タイヤとホイールおよびホイールハウスはもっとも汚れやすい箇所です。汚れを広げないためにもホイール用のスポンジと洗浄液を用意しましょう。ホイールハウス内を先に洗い、それからタイヤ・ホイールの順で洗います。手が入らない箇所はホイール用のブラシや使い古しの歯ブラシなどが活躍します。

注意するポイント

  • 暑い日はボディを水で冷やしてから洗うようにしましょう。
  • 暑い日は一面洗っては流すを繰り返し行います。(洗車は曇りの日がベスト)
  • 屋根を洗うときは、端のアールの部分に手をつくと凹むのでそこに体重をかけないように注意してください。
  • ホイールは、前のタイヤに鉄粉がつきやすいので手洗いでよく洗いましょう。

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ボディやホイールにシャンプーの成分が残っていると、シミや汚れの原因になるためしっかりすすいでください。シャンプーを流す際も上から下へ。水洗いで汚れが溜まりやすい箇所はシャンプーも残りやすいので、念入りに洗い流してください。

洗車の手順3:拭く

ボディに付着した水分は汚れを引き寄せるため、洗車後はクロスを使って水滴を拭き取ります。水滴が乾く際にできる水ジミを防ぐためにも手早く拭き上げましょう。乾いたクロスによるキズ付きを防ぐために、拭き上げクロスは作業前に一度水で濡らし、スポンジで洗う際と同じく一方向にクロスを動かして拭き上げてください。

クロスでボディを拭き上げ

拭き上げクロスには落としきれなかった汚れが付着するため、途中で何回か水洗いしましょう。キズ防止のため、何枚かクロスを用意することも良いでしょう。ホイールは自然乾燥でも問題ないですが、ボディは水垢や汚れが残る恐れがあるため、しっかり拭きあげることが重要です。

注意するポイント

  • 拭き上げクロスは乾いたままではなく、一回濡らしてから使うようにしてください。

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ボディ・ホイール共に、拭き残しがあると水垢や汚れの原因になります。パネルの継ぎ目やホイールの凹凸などに溜まった水は、固く絞ったクロスを押し当てると水が除去されます。ティッシュや綿棒なども活用してみてくださいね。

よくある質問

洗車を行う時期や頻度は車の使い方などによっても異なり、洗車に適した条件があったり、ボディカラーやコーティングの有無などでも洗車手順が変わる場合があります。洗車にまつわるさまざまな疑問にお答えします。
洗車にベストな天気・時間帯は?
曇りの日や涼しい朝方か夕方を選ぶようにしましょう。天気が良い日や暑い日はボディが熱くなりやすく、水分がすぐに蒸発して水垢が残りやすいため、避けた方が良いでしょう。
洗車の頻度はどれくらい?
基本的な目安は1カ月に1度程度です。但し、ボディに汚れや黄砂・花粉などをつけたまま放置すると塗装が傷むため早めに洗車しましょう。
コーディングした車の洗車時の注意点って?
汚れを放置しないことが大切です。汚れたままにしておくとコーティングや塗装面を傷める可能性もあるので注意しましょう。
手洗い洗車と洗車機はどっちが良いの?
自分で細かな汚れを見つけられるので、隅々まできれいに仕上げることができます。反対に洗車機は短時間で洗車ができ、洗車道具もほとんど必要がないので手軽にできます。ご自身にあった洗車方法を選んでください。
水洗いのみで洗車しても大丈夫?
水と洗車道具があれば洗車は可能ですが、汚れがついた状態で洗ったり拭き上げたりするとボディに傷をつける可能性があるので注意しましょう。
ボディカラーで洗車の違いはある?
基本は同じですが、白や淡色系の色は汚れが目立ちやすいため擦りがちになるので注意しましょう。中性シャンプーで汚れが落ちない場合はボディカラーに合わせて専用のカーシャンプーを使うのもおすすめです。

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以上の他にも、砂やホコリが舞いやすい風の強い日も洗車は避けたり、肌が弱い方はカーシャンプーの界面活性剤から手を守るためのビニール手袋を使うなど気をつけたい点があります。洗車を便利にするアイデアグッズなども活用してみてくださいね。

新車納車前にはボディーコーティングがおすすめ!

ボディコーティングは、硬いガラス樹脂でボディを覆うことでキズや紫外線からボディを守ってくれる保護膜です。新車の状態で施工しておけば、数年先まで新品に近い光沢が保てるうえ、洗車の頻度や手間を劇的に減らせるメリットがあります。ダイハツでは、保証期間や光沢具合が選べる3種類のボディコーティングを用意しています。

まとめ

「洗車する天気や時間に注意する」「上から下の順で流す」「汚れた場所から洗う」「スポンジやクロスは濡らしてから一方向に動かす」「極力手で触れず、水で洗い流す」の5点が失敗しない洗車のポイントです。これらを踏まえた上で、是非ご自身の手で愛車をピカピカにしてください。

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洗車は車をきれいにするだけでなく、洗車中にボディのキズや部品の脱落、ホイールナットの緩みなどのトラブルに気付くこともあります。普段は見落としがちな箇所をじっくり観察できる洗車は自分でできる大事なメンテナンスです。